「パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.3」 清涼院流水 | カラクリリリカル

「パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.3」 清涼院流水

元はといえば都鞠さん の影響で何となく読み始めたこのシリーズ。
正直ここまで面白いとは…!!

数年前「コズミック」&「ジョーカー」「トップラン 第1話」を読んだ時は普通に楽しませて頂いたものの、そんなに意識していなかった清涼院流水さんという存在。

「レッドブック ワルツの雨」と、この「パーフェクト・ワールド」シリーズを読んだ今、「これは全作品読まなければいけないのではないか…?」と今更のように思い始めている私がいます。


清涼院 流水
パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.3「Three Cheers(万歳三唱)」

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「がんばろう。来年、笑ってたいから」
芸妓・梅吉から手渡された千手観音の切り絵をヒントに、エースとレイは京都の名所を駆け巡る。謎の“ワンネス”に迫るふたりの行く先々に見え隠れするのは、「絶対に外れない占い師」――“黒老婆(クローバ)”の影。エースが密かに想いを寄せる花屋のお姉さんは、“黒老婆”の手先なのか!?導かれた「運命」の場所で、エースは、過去の事故の秘密を告げられる――。
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第3弾!

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この巻で一気にハマりました!!

動き始めた運命、今後の展開の鍵を握りそうな人物……


1と2では「この作品で何が行われようとしているのか?」という興味の方が大きかったのですが、ここにきて物語に引き込まれました。


1の感想に「1ヶ月間続きを期待するテンションを保っていくのは厳しい」と書いてしまいましたが、反省。
これなら余裕で1ヶ月ずっと「発売まだかなー」と言ってそれだけを生き甲斐に過ごせそうです、私。


1を読んで挫折した方には、「いいからとりあえず3の最後まで読んで!!」と伝えたい!

やー、ほんとに面白いよー!!!

(小学生以下の酷い感想ですいません…でも面白いんです…)