帰郷近況
夏休みということで、実家の方に帰っておりました。
移動時間や実家で沢山ミステリを読むぞ、と意気込んで
大量に本を持って行ったにもかかわらず
諸事情でバタバタしてしまい、全く読書時間が確保できずに帰って参りました・・・
北村薫さんの「ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件」が読みたくて堪らないのですが、
クイーンをほとんど読んでいない、というまたまたミス研失格な状態な為
慌てて「シャム双子の謎」を読み始めたところです。
「オランダ靴の謎」も気になっているので、この際国名シリーズを制覇したいところ。
どうもミステリの知識というか読書傾向というか、
浅く狭い感が否めませんので、今後の活動の為にも基本っぽいものをおさえていきたいなぁ。
現在並行して、次回ネトミスの課題本「ドグラマグラ」を再読しているのですが
(10年以上ぶりに読んだ気が!)
カタカナの使い方の格好良さを再発見して夢中です。
「モノスゴイ純情」とか「タマラナイ絶体絶命」って凄すぎる。ロックだ!!
私は、以前NUMBER GIRLというバンドをやってらっしゃった向井秀徳さんというミュージシャンの方の大ファンなのですが、向井さんの書く歌詞と通ずるかっこよさだと思うんですが、どうでしょうか。
そんな向井さんがホームページの日記で絶賛されていらしたのが
古川 日出男さんの「ベルカ、吠えないのか?」。
大変気になるので是非読まなければ。
読みたい本がいっぱいあります。
以上近況走り書きでした。
ザレゴトコートゲット!
chorori様 の「ザレゴトコート 2005 Summer Edition」
コミケに行く知り合いに頼むという卑怯な手を使ってゲットしましたvv
嬉しい~!ヽ(´ー`)ノ
実物を見るのが楽しみです!!
ザレゴトコート2は通販で購入させて頂いたのですが
イラストのクオリティが高くて、素晴しい出来だったのです。
残念ながら存在を知るのが遅かったので
1は持っていないのが残念…
ヤフオクに出品されても定価の10倍ほどになっているので、手が出せないのですよ(´・д・`)
「月館の殺人」漫画:佐々木倫子 原作:綾辻行人
これが読みたくて雑誌の購入を悩みつつも結局買わずに時が過ぎてしまった
月刊IKKI連載の「月館の殺人」が遂に単行本に!!
綾辻 行人, 佐々木 倫子
月館の殺人 上 (1)
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祖父──まだ見ぬ唯一の肉親に会いに行くため、夜行列車<幻夜>に乗り込んだ17歳の女子高生・空海。だが、乗り合わせた乗客たちはあまりに奇妙、しかも初めての北海道、雪、列車と、沖縄育ちの空海を眩暈がするほどの混乱が襲い……そんな中、事件は起こる!!
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シリアスな作風というのイメージの綾辻行人さんと
(と、いっても綾辻行人さんの小説はまだ2冊しか読んでいないのです。ミステリ好き失格ですね・・・)
「動物のお医者さん」や「「Heaven?」等、コメディタッチの佐々木倫子さんという
異色の組み合わせで、どんな漫画になるのか全く想像がつかなかったのですが、序盤は佐々木倫子節爆発!
「鉄子の旅」に続く「鉄道オタ」漫画なのではないかと思うほど
「鉄道オタク」のトンデモぶりが面白おかしく描かれています。
(同じ雑誌の連載でリアル「鉄道オタク」の人達に反感を買わないのか心配になるくらい…)
かなりコメディ寄りで話が進む上に、なかなか事件が起こらず
「本当に綾辻行人さんが原作なのか??」と心配になってしまいましたが
無事(?)人が死んで安心しましたw
1巻では地名として登場している「月館(つきだて)」。
今後果たして「館モノ」になっていくのか「鉄道ミステリ」のまま進むのか・・・?
大変気になります。
まだまだこれから事件が起こりそうなところで終わっているので
推理材料は不十分、これからどうなっていくかが楽しみです。